奨学金の話
そして、足りない分は自分で稼いだ。
20万ほどだ。
22歳、528万の借金とともにサブプライムローン、地震、就職難と恐ろしいくらいの不協和音とともに私は社会に出たのであった。
その時は最低の金額で返済していたので、613万ほどの返済だった。
旦那と出会い、旦那も奨学金を借りて大学院まででていたが、私との結婚を機にご両親が返済してくれた。
私は喜びよりも嫉妬の方が強く、風呂場で泣き叫んで羨んだ。旦那がいない時だ。
そして、ある日旦那に酔った勢いで奨学金の返済についての憤りを伝えた。120万ほどいれようかと言われ、つい甘えたら、240万いれてくれた。
旦那の覚悟は相当だ。
おかげ様で今年の12月には完済できそうな目処がたった。
利息は50万ほど残っていたので、良かった。
話はかなりズレるが、あの時12月にビットコインが20倍以上の高騰を示しており、その時に日本円にしておくべきだった。
感情と切り離しておくのが一番だが、少し思ったのは、欲張るのは良くない。誠実に生きる事が自分の身を守ることだと思った。
だが、一番は感情とお金は引き離す事かもしれない。私の感情とこのあがりさがりは全く関係ないので、私の誠実さは関係なく、あくまで自分の心の持ち用だと思った。